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MI

仕事漬けが、かっこいいと思っていた。五元素を暮らしに取り入れたら、7年間のタバコも手放していた。

MIさん|NIRMAL YOGA TT200 卒業生の声

「また無理ができるようになった」と、喜んでいた。


扁桃炎で扁桃腺の摘出手術を受け、術後は半年ほど、満足に外出できない時期がありました。

それから1〜2年かけて回復したとき、私は喜びました。

「やっと、また無理ができる」

今振り返ると、この言葉に、当時の私が表れていると思います。

健康は当たり前ではない。頭ではわかったつもりでした。でも、回復した身体を、また無理をするために使っていました。

仕事に打ち込んでいる自分が好きでした。ワーカホリックであることを、楽しい、かっこいいと思っていました。

もっと上を目指したい。もっとできるようになりたい。

仕事が友達のような毎日を送るうちに、心を壊しかけました。



「好き」より、「正しい」を選んでいた。


子どもの頃から、長くダンスを続けていました。

身体を動かすことが好きで、直感で「こっちがいい」と選ぶ。その日を楽しむ。そんな自分がいました。

社会人になり、デスクワークが中心になると、柔らかかった身体は少しずつ固まっていきました。

心も同じでした。

周りに気を遣い、責任を果たそうとするうちに、いつの間にか完璧主義になっていました。

正しい方を選ぶ。正しいことを言う。きちんと結果を出す。

「やりたい」よりも、「やらなければならない」。

自分が何を好きだったのか、自分の声が聞こえなくなっていました。



資格を取りに来たつもりだった。


ヨガに出会い、呼吸に意識を向けながら身体を動かす心地よさを知りました。

もっと学びたい。資格を取って、スキルアップしたい。

それが、TT200を考えた最初の理由でした。

説明会でニーマル先生は、ヨガでは身体と心の両方を鍛え、それらを一つにすること、知識は実践してこそ力になることを話してくださいました。

当時の私は、ポーズを学ぶつもりでいたので、その意味を十分には理解していませんでした。

でも、受講してみると、学びは朝の過ごし方から食事、仕事との向き合い方まで、暮らし全体につながっていました。

その中心にあったのが、五元素の教えでした。



空。仕事を詰め込む前に、自分の時間を確保する。


「空」の学びを通して、身体にも、心にも、時間にも、余白をつくり始めました。

まず見直したのは、一日の優先順位です。

私が確保したいのは、睡眠8時間。ヨガと瞑想に2時間。食事に2時間。

合計12時間。

残りの12時間で、仕事や家事をする。

そう考えると、使える時間は限られます。だからこそ、何に自分のエネルギーを使うのか、意識するようになりました。

朝食も見直し、合宿後は水に浸したドライフルーツを取り入れました。

朝の光を感じながら、チャイと一緒に、ほっと一息つく。

そんな時間が、私の小さな幸せになりました。



風。焦っているとき、私は呼吸まで浅くなっていた。


呼吸法を取り入れて、初めて気づきました。

何かに集中しているとき。焦っているとき。周りのことばかり気にしているとき。

私は、いつの間にか浅い呼吸をしていました。

意識して呼吸を整えるようになると、感情の浮き沈みや、理由のわからないモヤモヤを感じることが減りました。

目の前のことに集中し、やるべきことを淡々と進められるようになってきました。

今は、何かを始める前に、一呼吸置きます。

外に向きっぱなしだった意識を、自分に戻す。そのための一呼吸です。



火。時間がなくても、太陽礼拝だけは続いた。


太陽礼拝は、初めて習ったときから「なんだか好きだ」と感じました。

もともと、朝起きたらベランダに出て、太陽を感じながら深呼吸をするのが好きでした。自分では「光合成」と呼んでいた時間です。

そこに、太陽礼拝が自然に加わりました。

光を身体に取り込むようにイメージしながら動くと、内側にエネルギーが満ちていく感覚がありました。

朝のヨガの時間を十分に取れなかった頃も、太陽礼拝だけは続けていました。

毎朝、太陽が昇る。

見過ごしていたことが、自分を支えてくれているものとして感じられるようになりました。



水。「内臓さん、おはよう」と白湯を飲む。

朝、白湯を飲むとき、心の中で話しかけます。

「内臓さん、おはよう。今日もよろしくね」

以前の私なら、こんなふうに自分の身体に声をかけるとは思わなかったはずです。

私にとって、朝の白湯は排泄のリズムを整えるきっかけになりました。

合宿で始めた、オイルで身体をケアした後のコールドシャワーも、朝の習慣になりました。私には、ヨガへ向かうための「スイッチオン」の時間です。

身体が働いてくれることを、以前は当たり前だと思っていました。

今は、小さな習慣の中で、「今日も動いてくれてありがとう」と感じるようになりました。



土。自分一人のために、料理をするようになった。


以前は、お腹が膨れればいいと思っていました。

誰かのために料理するのは嫌いではありません。でも、自分のためだけに買い物に行き、作って、片づける。それは面倒でした。

合宿で食事をいただきながら、身体が軽くなり、思考や心が整う感覚を味わいました。

何を食べるかは、空腹を満たす以上のことなんだ。

そう実感して、自分のために料理をするようになりました。

季節や、その日の体調、食べる時間に目を向ける。

私の身体は、世界に一つしかなく、買い替えることのできない車です。これからの人生を一緒に進む、その車を大切にする。

食事への向き合い方が変わりました。



7年間、手放せなかったタバコが変わった。


暮らしを見直す中で、自分でも大きかったのが、タバコへの変化です。

7年間、タバコへの執着がありました。

それが、自分の身体に目を向け、生活を整えていくうちに、次第に身体がタバコを受け付けなくなりました。

私の場合は、「吸いたいけれど我慢する」という感覚で禁煙を続けたわけではありません。

自然に手放すことができたんです。

自分にとって何が必要なのか。身体の感覚に目を向けることが、実際の選択につながりました。



頑張り続けていた頃より、仕事がやりやすくなった。


朝、祈り、身体をケアし、ヨガと瞑想をする。

身体と思考と心を整えてから、一日を始める。

そんな暮らしを続ける中で、忙しくても、エネルギーに満ちて過ごせる日が増えました。仕事も、以前よりやりやすくなりました。

期待や評価に揺れる職場でも、目の前のことを一生懸命に行い、結果は委ねる。少しずつ、そうできるようになってきました。

夜は祈りの時間を持ち、その日のことを手放して眠る。

もちろん、いつも穏やかでいられるわけではありません。

でも、自分がぶれていると気づける。戻る方法を知っている。

それが、大きな支えになっています。



「無理ができる身体」の、その先へ。


受講前の私は、資格を取って、できることを増やしたいと思っていました。

実際に学んだのは、自分の身体と心を知り、自分の声を聞く方法でした。

何を食べるか。どう一日を始めるか。何に時間を使うか。

その小さな選択に、自分の「好き」や「心地よい」が戻ってきました。

回復したら、また無理をする。そんな付き合い方をしていた身体を、今は、これからの人生を一緒に楽しむために整えています。

五元素の学びは、私の毎朝を変えました。

そして、毎朝の積み重ねが、仕事も、自分との関係も、変え始めています。

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