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RW

テーピングで固めて、気合で動く。そんな私が、ようやく身体の声を聞けるようになった。

RWさん|NIRMAL YOGA TT200 卒業生の声

骨折しても、捻挫しても、休まなかった。


子どもの頃から、身体を動かすことが当たり前でした。学生時代は競技に打ち込み、社会人になっても、結婚して子育てが始まっても、その姿勢は変わりませんでした。

多少気分が落ち込んでも、身体を動かせば元気になる。私は、そういう人間でした。

競技をしていた頃は、骨折や捻挫をしても、テーピングをぐるぐる巻きにして練習する。

プロテインを飲む。貧血には鉄分のサプリ。便秘には市販薬。肩凝りには磁気ネックレス。筋肉が疲れたら、整体やマッサージに行く。

不調が出たら、その場で何とかする。そして、また動く。

自分の身体と、そんな付き合い方をしていました。



一度座ったら、もう立てなくなる気がしていた。


仕事と子育てに追われていた頃は、食事の時間すら惜しく感じていました。

コンビニの肉まんや卵かけごはんで済ませる。休日は、食材や副菜をまとめて準備する。朝起きてから夜寝るまで、止まらずに動き続ける。

「ここで休んだら、もう立ち上がれなくなる」

そんな強迫観念に近いものまでありました。

隙間時間をどう使うか。いかに効率よく、多くのことをこなすか。

いつも考えていたのは、そのことでした。



気合では、どうにもならなくなった。


約10年前、持病を発症しました。

症状に気づいたときには、それまでの社会生活を手放さざるを得ない状態でした。

治療と休養である程度は回復しましたが、完治は見込めず、検査と服薬は長く続く。さらに、過去に無理を重ねた身体の故障も表面化し、接骨院でのケアが欠かせなくなりました。

根性も、気合も、もう通用しませんでした。

身体だけでなく、心のケアも必要だ。そう感じていた頃に出会ったのが、ニーマル先生の瞑想でした。



先生になりたかったわけではありません。


瞑想を学ぶ中で、それまでの自分の生き方を見直すようになりました。

自分の役割を、精一杯果たしてきたつもりでした。でも、その後に残るのは、やり切った喜びより、枯渇した感覚や空しさ。後悔や反省ばかりでした。

どうすれば、自分をすり減らさずに生きられるのか。

もっと学びたいと思い、TT200を受講しました。

ヨガの講師になるためではありません。

薬を飲み、検査の数値を見守る日々の中で、自分自身にできることを知りたかったんです。



五元素の学びは、まず生活を揃えることから。

講座で学んだ「五元素の治療法」を実践するうえで、私が大切にしたのは、自分の身体を観察し続けることでした。

そのために、まず生活を規則正しくする。

食事や休養などの習慣が毎日ばらばらでは、体調が変わっても、何が関係しているのかわかりません。

ある程度、生活のリズムを揃える。そのうえで、実践した後の身体を見ていく。

以前の私は、不調を何とか抑えて、予定どおりに動こうとしていました。

この8か月は、身体に起きていることを、丁寧に確かめる時間になりました。



「よいとされること」が、私にも合うとは限らなかった。

特に印象に残ったのは、「空」の学びです。

断食について学び、実践を考える中で、以前から健康診断で気になっていた、総ビリルビン値の高さと向き合いました。

私は、ジルベール症候群という体質を持っていました。私の場合、空腹が長く続くことは、体調を崩すきっかけになり得るものでした。

だから、教わったことを、そのまま当てはめればよいわけではありませんでした。

自分の身体にとって、どうなのか。

知識を学ぶことと、自分に合う実践を見つけること。その両方が必要だと、身をもって知りました。

以前の私なら、「できるまで頑張る」と考えていたと思います。

でも、今は、自分に合わないとわかったら見直す。必要なときは、現代医療の力も借りる。

その柔軟さも、私にとっての「自分自身のドクターになる」ということです。



ポーズを完成させるより、大切なことがあった。


以前、ジムでヨガをしていたことがあります。

呼吸をしながら動く心地よさが好きでした。太陽礼拝では、心が澄み渡るような感覚もありました。

でも、ポーズを維持すると、昔傷めた関節や身体のあちこちに負担がかかり、痛みが再発する。結局、続けることを諦めました。

TT200では、「何のためにヨガをするのか」を、改めて考えました。

きれいなポーズを完成させること。もっと柔らかくなること。

それよりも、今の身体の状態を知り、その状態に合わせて向き合うことが、私には大切でした。

食事の摂り方。呼吸の仕方。人との関わり方。身体の声を聞くこと。

ヨガは、マットを降りた後も続いていました。



隙間を埋めていた私が、「間」を感じるようになった。


実践の中で、思いがけない変化もありました。

動きと動きのつなぎ目。

一つの呼吸と、次の呼吸の間。

そんな短い時間に、意識が向くようになったんです。

以前は、隙間があれば何かを詰め込んでいました。少しでも多くのことを済ませようとしていました。

その私が、何かをする前に、自分の内側を確かめる余裕を持つようになった。

その感覚が、この先何につながるのかは、まだわかりません。

でも、自分の身体を置き去りにして動き続けていた頃とは、確かに違います。



持病はあります。でも、身体との付き合い方は変わりました。


今も、検査を受けながら身体の状態を見ています。病気がなくなったわけではありません。

それでも、不調が出るたびに対処し、また無理を重ねるという生き方から、日々の暮らしを見直す生き方へ進むことができました。

自分に合うものを選ぶ。合わなければ、見直す。身体の変化に気づいたら、立ち止まる。

五元素の学びは、そのために自分を観察する視点をくれました。

身体は、気合で動かし続けるものではありませんでした。

これからは、この身体と一緒に生きていく。

私にとって「Be your own doctor」は、講座で掲げられた言葉から、毎日の生き方になりました。

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